伝えたいこと(食文化)

ケンミンshowの番組を見ていると、
日本列島の各地に伝わる、その土地で生まれた珍しいお料理に驚くことがありますよね。

私が青森県で過ごした6年間は、まさにそれの連続でした。
同じ日本でありながら、
見たこともない食材が食卓に並び、
見慣れたはずの食材が変わった装いでお皿に乗っている。
大事なのは、そのどれもが素晴らしく新鮮で美味しいという事。


青森県は日本有数の食の宝庫であって、その食料自給率はなんと120%にものぼるそうです。
考えてみたら三方を海に囲まれ、世界遺産級の山を保有し、
その豊かな風土がもたらす恩恵の一つである食の文化が秀逸なのも、ちっとも不思議なことではなくて。

そして、食材を生産している方々はその特徴をよく御存知なのです。
美味しさの形、色、時期、見分け方、
更には、それを最大限引き出す為の調理方法や長期保存方法に至るまで、
まさに素材の「ゆりかごからなんとかまで」を熟知していらっしゃるの。

四季を通して、その食材と向き合うという事。
「手間暇かける」「手塩にかける」とはよくぞいったもので、
そこに注ぐ愛情たるや、これには食料自給率30%以下の首都圏人がどうあがいてもその差を埋めることは難しく、目からウロコでした。本当に!
そして、私はたまたま青森県だったのだけれど、
日本各地でその郷土が生み出した食文化が、今も尚受け継がれているっていうことを、
知ってはいたけれど、更に深く再認識したのでした。

イタリアンもフレンチも中華も勿論大好き。
でもね、今一度足元にも目を向けて欲しいと思う。
まだ自分のお皿にのったことのない私たちの国のお料理が沢山そこにはあって、
どれを頂いても、口の中で全てが日本人として理に適っていることがわかるのです、それはもう瞬時に。

ゆうでお出ししているメニューは決して「美食」ではないし「グルメ的」でもないかもしれない。
でも、一品一品にそんな思いを込めてお作りしております。
私が青森で味わったあの感動を、
少しでも皆様にお伝えできればと思っています。

to be continue…

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